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飼い主の成長記

訓練士が指摘した飼育環境、滑らない床・大型トイレ・中庭ドッグラン

我が家がお世話になっている訓練士ですが、初回は我が家まで出張してくれました。目的は飼育環境を確認するため。実はその際に3点の指摘事項がありました。今回の記事では「大型犬の飼育環境で指摘された3点」と「その対策結果」を紹介します。

DIYでの金網設置

DIYによる防獣金網の設置は姉妹サイト「平屋と中庭と北欧家具」で紹介してます。興味のある方はこちらからどうぞ。

「大型犬を飼いたい」という方の参考になれば嬉しいです。

我が家の飼育環境をざっくり

飼育スペースは仕事部屋として使用している6畳の洋室。その一角に設置した鉄製のサークル(70cm×240cm)がリタのハウス。基本はサークルの中ですが、飼い主が近くで監視できる時はサークルから出してます。パソコンや照明器具があり感電事故防止のルールです。

その飼育環境ですが、訓練士から以下3点を指摘されました。

飼育環境に関する指摘事項

  1. トイレが小すぎる、もっと大きなものに
  2. 仕事部屋のフローリングが滑り下肢の発達障害を招く
  3. ハウス外で自由に動けるスペースが必要

指摘事項の詳細・対策結果を紹介します。

大きなトイレはラゲージトレー

1つ目の指摘事項はトイレが小さいこと。ペティオの「片手でらくらく ドッグトレーワイド」(写真左)ですが、的を外すことも多く、トイレシートをもう1枚並べてました。専用品でなくても、倍の大きさ・水分を通さない・掃除しやすいものなら何でも良いとの事。

考えた結果行き着いたのが車用のラゲージトレー。その中でも「ボンフォーム ラゲージトレーM」(写真右)が、90cm×70cmでサークル内側にピッタリ。かじられても意外と頑丈2000円以下の値段も良心的です。取り替えてからはちゃんとトレーの中でできてます。最初からこれにすればよかった。

滑り防止のためにタイルカーペット

2つ目の指摘事項は床が滑りやすいこと。腹這い移動する事も多く気になってました。大型犬は「股関節形成不全」になりやすく、先天性もありますが、成長期に滑りやすい床で過ごすと発症・悪化しやすい。まだ下肢に異常は見られないので、安いカーペットで良いので早めに敷くようにとのアドバイス。

早速カインズへ。粗相(そそう)の度にカーペットを全面剥がすと手間なので、部分的に外せるタイルカーペットを選択。ペット用もありましたが割り切って最安品を多めに購入。粗相があれば取り替えて洗いに回す作戦。

その日の夜に…

その日の夜、目を離した隙に小さい方をしちゃいました。早かった。剥がして床を拭き消臭剤をスプレーして、予備のカーペットを貼り付け。汚れたものは翌日に洗濯完了、想定通りスムーズです。

中庭をミニドッグランに改造

3点目は日常的な運動スペースについて。落ち着く場所としてのハウスは十分な大きさだが、日常的に身体を動かす運動スペースも必要。「家に入った時から目をつけていた」らしく、中庭をミニドッグランにするというアイデア。20畳の中庭で日常的な運動には十分な広さですが、以前モミジをかじりスギゴケを食い荒らした前科もあります。

散水用水栓があり足元はタイルなのでトイレ掃除は簡単、これはメリットです。とはいえ、気合いを入れて設計し植木職人も入る中庭、雑誌にも掲載された我が家の顔です。話し合った結果、植物周りに柵を設置することに決定。設置後、我が家の暴獣は大喜びで走り回ってます。喜んでいるので何よりですが、まさかの防獣金網...複雑な心境です。

カインズ 防獣金網

カインズのイノシシにも対応する「防獣金網」を使用。比較的設置しやすく、さすがイノシシ対応で頑丈です。金網の設置は姉妹ブログ「平屋と中庭と北欧家具」のDIY記事を参照ください。

訓練士からの指摘事項のまとめ

改めて訓練士から指摘されたポイントをまとめます。

  1. トイレは余裕のある大きさで水を通さなければ、専用品で無くても良い
  2. フローリングは滑りやすくNG、カーベットを敷く(タイルがおすすめ)
  3. 休むスペースとは別に、運動のための広いスペースが必要

これらは大型犬に限った事ではないですが、身体が大きいので「人間の生活」や「犬の心身」に与える影響も大きくなります。お互いストレス無く付き合っていくためにも、余裕を持った飼育環境が必要だと感じました。

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とむ

会社員の傍らブログを運営、ウェブ制作も行なう。 「リタ」の名付け親で今まで飼った犬は、雑種の中型犬3頭。 初めての大型犬、楽しいこと、苦労したことを紹介します。

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